
相川音頭に合わせ、ゆったりとした踊りを披露した「宵乃舞」=6日、佐渡市相川地区
鉱山町として繁栄した面影が強く残る佐渡市相川地区の京町通り周辺で、6、7の両日夜、民謡・相川音頭を踊り流す「宵乃舞(よいのまい)」が行われた。ぼんぼりの明かりで幻想的に照らされた江戸時代のメインストリートを、踊り手がしなやかに舞いながら進んだ。
住民や観光関係者でつくる実行委員会が主催し、24回目となった。2日間で県内外の民謡団体や企業、小学校など18団体、約350人の踊り手が参加。唄や三味線の演奏に合わせて、練習の成果を披露した。
日が暮れると、約1キロの通り沿いに並んだぼんぼりの光が、踊り手の優美な舞を後押しした。島内外から訪れた見物客は、懸命にカメラを向けるなどして楽しんだ。
6日に友...
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