
電気メスを使って医師の仕事を体験する参加者=15日、新潟市中央区上大川前通6
今年で創立140周年を迎えた新潟市中央区の竹山病院で15日、地域住民を招いた記念イベントが開かれた。子どもたちが医師や看護師、薬剤師の仕事を体験し、医療について理解を深めた。
竹山病院は1885(明治18)年に診療を始めた。排卵と受胎に関する「荻野学説」で知られ、新潟市の名誉市民でもある荻野久作が院長を務めたこともある。診療科は産婦人科や小児科、内科などで1日当たり100〜200人を診ている。
イベントでは白衣を着た子どもたちが病院スタッフになりきり、電気メスで鶏肉を切ったり、薬に見立てたチョコを使って調剤体験をしたりした。医師を目指しているという新潟市中央区の中学1年生(12)は、「電気メ...
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