外国の警察幹部が見学した110番通報のデモンストレーション=県警本部
外国の警察幹部が見学した110番通報のデモンストレーション=県警本部
東南アジアやアフリカの警察幹部が県警本部長を表敬した警察幹部組織運営研修=県警本部

 外国の警察幹部が日本の警察制度などについて学ぶ研修会が16日、県警本部で開かれた。東南アジアやアフリカなど13カ国から警察幹部が来県し、治安対策に向けた講義や施設見学を通じて、警察組織の運営に関するノウハウを学んだ。

 研修は警察大学校国際警察センターと国際協力機構(JICA)の共催で実施。ガーナやナイジェリア、インドネシアなどから警察幹部13人が参加した。

 参加者は滝澤依子本部長を表敬したほか、犯罪対策に関する講義を受けたり、交通管制センターなどを視察したりした。通信指令室では、外国人通報者と通信指令室員、通訳者の三者による110番通報のデモンストレーションを見学し、対応の仕方を間近で学んだ...

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