
覚書を締結した長岡造形大の平山育男学長(左)とJICAの紺屋健一・東京センター所長=長岡市千秋4
長岡造形大(新潟県長岡市千秋4)と国際協力機構(JICA)は、東南アジアのラオス北部シェンクワン県への海外協力隊派遣で連携する覚書を締結した。
造形大はJICAの採択を受け、教員や学生らがシェンクワン県の農産品パッケージのデザインや、民族衣装の生地を使ったコースターやトートバッグなどを、地元住民と共同開発してきた。
今後はマーケティングや展示会を通じて、商品の販路を開拓し、現地の住民の所得向上と地域経済の活性化を後押しする。現地の政府機関と協力して、観光客のニーズ調査や観光プロモーションなども進める。
覚書の期間は2029年3月末まで。JICAは造形大が推薦した学生や教員らを選考し、海外協力...
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