着物をリメークしたネクタイ制作に取り組んでいるウォー佳代子アリジさん=見附市元町2
着物をリメークしたネクタイ制作に取り組んでいるウォー佳代子アリジさん=見附市元町2

 見附市の着物アーティスト、ウォー佳代子アリジさん(46)が、家庭に眠っている着物をリメークしたネクタイを制作している。24日から初めての個展を、見附市昭和町2のギャラリーみつけで開き、渋い色合いや華やかな柄のネクタイを展示する。「ネクタイの裏も格好よく仕立てているので、ぜひ見てほしい」と呼びかけている。

 20歳で渡米して大学でファッションを学び、服飾の仕事に就いた。2017年に「アリリデザイン」を設立し、オーダーメードで洋服を作るなどしてきた。

 22年に帰国し、昨年4月に米国の友人から「着物を使ったネクタイを作ってほしい」と請われた。挑戦すると思いがけず「柄や色使いなど日本の美が詰まっていて...

残り303文字(全文:603文字)