
丸正ニットファクトリーと開発したかっぽう着を手にする創明工芸社長の澁木恒利さん(左)と、かっぽう着を着用する、妻で取締役総務部長の奈美さん=燕市小池
着物リメーク用の生地の販売を手がける燕市の金属加工メーカーと、見附市の老舗ニットメーカーが共同で、ニットと着物の生地を組み合わせたかっぽう着を開発した。燕で生産される、刃物などの高級キッチン用品に合う一着をイメージしたもので、「つばめでみつけた割烹(かっぽう)着AERU(アエル)」と名付け、6月1日から販売する。
かっぽう着を開発したのは、燕市の「創明工芸」と、見附市の「丸正ニットファクトリー」。
創明工芸は環境保護、福祉支援、着物文化継承といった社会課題解決に貢献しようと、着物リメーク用の生地ブランド「engimono(エンギモノ)」を展開。不要になり、廃棄される着物を受け入れて自社製品の...
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