養鶏場での鳥インフルエンザの経験を語ったナカショクの本間友生社長=20日、新潟市中央区
養鶏場での鳥インフルエンザの経験を語ったナカショクの本間友生社長=20日、新潟市中央区

 新潟県内の養鶏業者などでつくる新潟県養鶏協会が20日、新潟市中央区で鳥インフルエンザ対策などについての勉強会を開いた。鳥インフルを経験した養鶏業者が経験を振り返り、対策について知見を共有した。

 勉強会は2025年度の協会の総会に合わせて実施。会員ら約60人が参加した。24年度、県内養鶏場では10月に上越市、11月に胎内市で鳥インフルが発生した。勉強会では、昨年11月に胎内市の養鶏場で鳥インフルが確認されたナカショク(新発田市)の本間友生社長が講演。23年3月にも経験しており、「発生から収束まで最短でできるよう準備することが重要」と語った。

 会場からは感染経路や情報発信の姿勢、再開に向けた現状...

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