
村上誠一郎総務相(左から4人目)へ要望書を手渡す宮崎悦男小千谷市長(同5人目)ら=6月25日、東京・霞が関
厳しい経営状態が続くJA県厚生連を巡り、厚生連病院が地域医療の中核を担う県内6市の市長らが25日、総務省で村上誠一郎総務相と面会して緊急的な財政支援を求めた。「県内地域医療の崩壊を招きかねない危機的状況だ」などとする要望書を手渡し、厚生連の経営を支える病院立地自治体への財政支援を訴えた。
面会には「地域医療連携推進協議会」を構成する小千谷、村上、佐渡、柏崎、糸魚川、妙高の市長らが出席。持続的な地域医療体制の確立に向け、協議会会長の宮崎悦男小千谷市長らが特別交付税措置による自治体支援などを求めた。
面会は冒頭以外非公開。宮崎氏によると、村上氏は「重要な指摘だ」と受け止めを語った。市長らは厚生労...
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