
県労働金庫(新潟市中央区)は25日、2025年3月期決算を発表した。一般企業の売上高に当たる経常収益は前期比11・1%増の119億8400万円、純利益は7・0%増の18億8900万円だった。有価証券利息配当金が増加するなどし、増収増益となった。
本業のもうけを示すコア業務純益は13・9%増の34億4100万円。日銀の政策金利引き上げに伴う、預金利息などの資金調達費用の増加を、有価証券利息配当金といった資金運用収益の増加が上回った。
貸出金残高は79億3900万円増の3903億8300万円。預金残高は2億3500万円増の8996億5800万円だった。
自己資本比率は1・75ポイント上昇し18・...
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