
県信用組合(新潟市中央区)は25日、2025年3月期決算を発表した。日銀の政策金利引き上げに伴う、有価証券利息配当金の増加などで、純利益は前期比4・0%増の3億6300万円だった。本業のもうけを示すコア業務純益は1・9%増の11億7900万円。
利上げによる預金の支払利息や賃上げによる人件費、物件費が増加したが、有価証券利息配当金などが伸びた。
3月末の貸出金残高は、3・0%増の1878億円で、法人の事業資金を中心に増加した。預金残高は0・9%増の4344億円だった。
不良債権比率は0・12ポイント低下し3・64%、自己資本比率は0・15ポイント低下し9・72%となった。
県信用組合は、金利...
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