HACCP型五つ星店の加入促進などの事業計画を決めた県央食品衛生協会の通常総会=三条市旭町2
HACCP型五つ星店の加入促進などの事業計画を決めた県央食品衛生協会の通常総会=三条市旭町2

 県央地域の飲食店や食品販売事業者、旅館などでつくる県央食品衛生協会は、国際基準「HACCP」(ハサップ)による食の衛生管理の定着などを進める2025年度事業計画を決めた。新型コロナウイルス禍後の規制緩和で、食中毒や食品事故が再び増加するのを防ぐ考えだ。

 5月下旬に三条市で開いた通常総会で決定した。HACCPは、米国発祥の衛生管理手法で、食品への危険物混入などの要因分析をはじめ、製造・加工工程の厳格な管理や監視、記録などを定めている。

 県央食品衛生協会は、客が店を選ぶ目安となる「HACCP型食の安心・安全・五つ星店」への加入を促進。五つ星店を...

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