
堀之内体育館に配備された気化熱冷風機=魚沼市堀之内
魚沼市は熱中症対策として、全ての小中学校体育館と市の体育施設の18カ所へ気化熱冷風機の配備を始めた。避難所となる災害時に使用するほか、平時でも体育の授業や部活動、市民スポーツなどに活用し、熱中症のリスクを下げる。
配備するのは8小学校、5中学校(うち2校は武道館も)、3体育施設。1カ所につき2〜4台で合計66台を導入する。避難所に指定されていない施設に配備した冷風機は、災害時には冷房設備がない付近の避難所に移動して使う。購入費は約4千万円で、半分は国の交付金を充てた。
堀之内体育館では6月24日、中型の気化熱冷風機4台を配備した。冷風機は米国製で、高さ178センチ、幅158センチ、奥行き79...
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