承前、廃線跡は遺構のみならず辺りの風景を取り込むことで表現の幅がひろがってゆくと書きました。

 その単写真だけでは何も伝わらないかもしれませんが、写真とは数で見せるメディアですから、遺構と関連付けて展開させることでより伝わるのです。テーマを持って写真を撮ることとは、最終的に写真展や写真集で初表することを意識しているからです。

 さて、昨年10月に冬鳥越スキーガーデンにて蒲原鉄道についての講演を加茂市…

残り1057文字(全文:1274文字)