新潟水俣病の支援者や報道を続けてきた記者の立場から、水俣病被害者への思いや歴史を対談形式で語る講演会が12日午後1時半から、新潟市北区の県立環境と人間のふれあい館で開かれる。
当日は新潟水俣病安田患者の会の旗野秀人事務局長と、新潟水俣病の報道に携わってきた新潟日報社報道部の川合純丈文化担当部長が対談する。旗野さんは、阿賀野市安田地区の新潟水俣病被害者の支援に長年、尽力。阿賀野川流域に暮らす被害者の日常を追ったドキュメンタリー映画「阿賀に生きる」の制作発起人でもある。
参加は無料で先着80人。事前申し込みが必要。問い合わせは県立環境と人間のふれあい館、025(387)1450。