
アーケードにメッセージや絵などを記す参加者
長岡市与板地域の中心商店街で親しまれたアーケードが解体されるのを前に、アーケードの支柱にメッセージを書くイベントが行われた。大人も子どもも、それぞれの思い出を胸に「ありがとう」「お疲れさまでした」と書き込み、解体を惜しんだ。
アーケードは、国道の両脇を合わせ1・7キロにわたって連なり、地区名や店の看板などと一体となって与板の風景をつくってきた。建設から50〜60年が過ぎ、老朽化が進行。維持費の捻出が難しくなったことや、災害時の危険などもあり、撤去が決まった。今月下旬に解体の工事が始まる予定だ。
イベントは与板観光協会が主催し、5日にあった。参加者は色とりどりのペンを使い、支柱にメッセージを書...
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