
県産米の品質確保策について話し合った新潟米生産対策会議=11日、新潟市中央区
新潟県産米の品質確保に向け稲の管理対策を話し合う新潟米生産対策会議が11日、新潟市中央区で開かれた。県の生育調査によると、コシヒカリの葉色は淡く、栄養不足状態であることが分かった。6月の平均気温が統計開始以降最も高かった影響とみられる。速やかな栄養確保ができない場合、等級低下につながる可能性もあるという。県は個々のほ場で生育診断に基づいて穂肥(ほごえ)を実施するよう、生産者に呼びかける。
報告された生育調査結果は県内14地点の7月10日現在で、コシヒカリの草丈は「やや長い」、茎数は「並」。新之助は葉色は「やや淡い」、草丈は「やや長い」、茎数は「並」だった。
新潟地方気象台によると...
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