米国の航空業界の状況などについて話す、元パイロットの加藤亮子さん=燕市吉田東栄町
米国の航空業界の状況などについて話す、元パイロットの加藤亮子さん=燕市吉田東栄町

 航空業界の魅力に触れる講演会が、燕市の吉田産業会館で開かれた。米国でエアラインパイロットとなり、現在は飛行教官などを務める加藤亮子さん(51)が、自身のキャリアや米国の航空文化を紹介した。

 航空業界への就職を目指す人や、航空関連産業への参入を考える事業者向けに、小型航空機の研究開発に取り組むATRヤマト(燕市熊森)などが6月上旬に開催。約50人が参加した。

 加藤さんは群馬県出身で本県育ち。24歳で米航空会社に就職しキャビンアテンダントとなった。もともとパイロットに関心があったこともあり、34歳の時に業務を続けながら訓練を受け始めた。5年ほどかけて複数の免許を取得し、パイロットに転向した。

 米...

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