柏崎市が出資し、電力小売事業を手がける地域エネルギー会社「柏崎あい・あーるエナジー」は2024年度の決算について、純利益は23年度比で約3千万円増の5089万円になったと公表した。25年度は電力供給先をさらに増やす計画だ。

 あい・あーるは柏崎市など9者が出資して、22年に設立された。再生エネなどの電力を自前で発電したり、卸電力市場などで調達したりして地域で販売する。

 経営の実務は、あい・あーるの出資者で、全国で自治体による新電力を手がける「パシフィックパワー」(東京)が担っている。...

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