女子児童の自殺未遂に関する再調査を行う点検委員会の委員ら＝２８日、新潟市役所
２０２３年に新潟市の小学校５年（当時）の女子児童がいじめを受けて自殺を図り、一時意識不明の重体となった問題で、再調査を行う市の点検委員会が２８日、市役所で初会合を開いた。再調査を求めた女子児童の父親の訴えも踏まえ、市教育委員会の第三者委員会による調査に問題があったかどうか検証する方針を確認した。
再調査する「いじめ問題調査点検委員会」は市の付属機関で、第三者委とは別の専門家３人で構成。点検委が１４年に設置されて以降、初の再調査となる。２８日は初会合に先立って委員長に水内基成弁護士を選び、その後は非公開で議論した。
会合後、水内委員長は取材に「（第三者委の）報告書をよく検討し、不十分な点があっ...
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