
新潟市立小学校5年の女子児童がいじめを受け2023年に自殺を図った問題で、被害児童と保護者を支援してきたNPO法人「子どものオンブズにいがた」(新潟市西区)は9日、第三者委員会の調査を迅速化するよう求める要望書を市教育委員会に提出した。調査結果が出るまで2年かかったことを「あまりにも長すぎた」としている。
・中原八一市長、「児童や家族につらい思いをさせた」小5女児自殺未遂問題で
・「児童からのサイン無視した」学校のいじめ対応に苦言相次ぐ・新潟市議会
女子児童の自殺未遂を巡っては、市教委に常設された「市いじめ防止対策等専門委員会」が23年5月から調査。「いじめが主たる原因と推認できる」とする報告書を先月公表した。
夏目久義教育長宛ての要望書では「調査中に一部委員の任期切れがあった」と遅れを指摘。今後、...
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