病床削減などの方針が示された下越地域医療構想調整会議=28日、新発田市豊町3
病床削減などの方針が示された下越地域医療構想調整会議=28日、新発田市豊町3

 下越地域の医療関係者が医療の在り方を議論する県の「下越地域医療構想調整会議」が28日、県新発田地域振興局(新発田市豊町3)で開かれた。県立坂町病院の牧野邦比古院長と県立新発田病院の田中典生院長が県立坂町病院(村上市下鍜冶屋)で1床、県立新発田病院(新発田市本町1)で11床をそれぞれ削減する方針を示した。

 患者サービスの向上や県立病院の経営改革の一環で、9月中に実施する予定。県新発田地域振興局は「現在の診療態勢に影響はない」としている。

 坂町病院では、...

残り289文字(全文:517文字)