
花火大会の終了後、駅に向かう雑踏の中で注意を呼びかける「DJポリス」=2024年8月2日、JR長岡駅前
8月2、3日に行われる長岡まつり大花火大会は、2日間で有料観覧席だけでも34万人が訪れる。美しい花火を楽しみに待つ中、会場や周辺ではどのように準備が進められ、どのような人々が汗を流しているのか。花火ムードが高まる中、各所で奮闘する“裏方さん”にスポットを当てた。(4回続きの4)
筋肉ムキムキの「屈強警備員」に、軽妙な語りで誘導する「DJポリス」-。長岡市内外や海外から多くの人が訪れる長岡まつり大花火大会では、JR長岡駅から会場のある大手大橋付近にかけての動線が、大混雑となる。長岡花火財団と警察は“精鋭部隊”を投入して、対応に当たる。
警察と民間会社で動員する雑踏警備員は8月2、3の2日間で、延べ3000人弱。今年は土日曜の開催で、金土曜の開催だった昨年から、さらなる人出の増加を予想している。財団は、有料観覧席のチケットを持たない人に来訪を控えるように呼びかける「ネガティブキャンペーン」...
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