猛暑の中で行われた座席の設置作業。日陰が少なく、体力を奪われるという=長岡市の信濃川河川敷
猛暑の中で行われた座席の設置作業。日陰が少なく、体力を奪われるという=長岡市の信濃川河川敷

 8月2、3日に行われる長岡まつり大花火大会は、2日間で有料観覧席だけでも34万人が訪れる。美しい花火を楽しみに待つ中、会場や周辺ではどのように準備が進められ、どのような人々が汗を流しているのか。花火ムードが高まる中、各所で奮闘する“裏方さん”にスポットを当てた。(4回続きの1)

 強い日差しが照りつける7月中旬。花火大会の観覧席となる長岡市の河川敷は、午前中から気温が30度を超え、吹き抜ける風も熱を帯びていた。作業員たちは熱中症にならないように、...

残り839文字(全文:1064文字)