
燕市議の有志が、市立図書館の再編・適正化に関する要望書を、鈴木力市長と小林靖直教育長に提出した。図書館の機能拡充や利便性向上を求める市民の声が高まっているとして、再編の議論を可能な限り前倒しするよう求めた。
燕、吉田、分水の市立3図書館は1982年に建てられた。「市建物系公共施設保有量適正化計画」によると当分の間、3施設を存続する。一方、長期的には3施設を統合し、全域的施設として「中央図書館」(仮称)を建設するか、または3地区で既存公民館との統合による多機能化・複合化を検討するとしている。
計画によると改築検討期は、各図書館の築後50〜60年に当たる2033〜44年度。このため市議らは検討時...
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