第61回福島記念(22日・福島11R2000m芝16頭、GⅢ)
枠順が21日に決まり、(5)枠10番のニシノティアモを本命とする。
昨年まで全力疾走すると咽頭口が狭まり喉が鳴る症状を抱えていた。手術した効果はてきめん。復帰戦から津村明秀騎手との新コンビで3連勝。全て完勝で、前走は3勝クラスでもハイレベルのメンバーだった。勢いと底を見せていない魅力を買う。
(4)枠8番のエコロヴァルツは重賞勝ちこそないが、GⅠ大阪杯4着など強敵相手の好走実績があり、格上的な存在だ。逆転候補は(2)枠4番のイングランドアイズ。前走はハンディ3キロ増、しかも出遅れながら勝ち馬と0秒3差の5着だった。昨年の覇者アラタは8歳でも衰えを感じさせない。シリウスコルト、クリスマスパレードも力は互角。
◆ニシノティアモを中心視
直近5年では全ての年で、父キングカメハメハ系の馬が馬券に絡んでいる。今年は該当馬から、ドゥラメンテ産駒のニシノティアモを中心視したい。広い東京、小回りの福島、両方に対応できる器用さが武器。昇級戦のため54キロで出られるのも有利だ。
エコロヴァルツは、小回りコースを得意とする産駒が多いブラックタイドを父に持つ。母の父がキングカメハメハで、久々の福島コースでも問題ないはずだ。
キングカメハメハ系の前はステイゴールド系の好走が多かった。該当するコガネノソラは、休み明けさえ克服できれば互角に戦える。あとはイングランドアイズ、リフレーミング、そしてハンディが重いアラタとシリウスコルトを押さえる。(血統評論家・水上学)
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マイル戦で...











