
ポリタンクなどを持参し、給水スポットに列をつくる市民=4日、上越市
県営高田発電所の管破断事故と少雨の影響で上越市の正善寺ダムの水位が低下し、市が市民に40%以上の節水を要請してから5日で3週間となる。ほとんど雨が降らない中、市民の協力や市の対策などで正善寺ダムの水が減るペースは遅くなり、17日までは断水は回避される見通しだ。市は消雪用井戸を浄水場に引き込み新たな水を確保しているが、「節水が断水回避の大きな力になる」として、引き続き市民に協力を求めている。
4日午前、上越市下門前の市教育プラザに設置されている給水スポットには、炎天下の中で市民約15人が列をつくり、タンクやペットボトルに次々と水をくんでいた。
洗濯などで使うため80リ...
残り875文字(全文:1175文字)