窓ガラスが割られ、破片がむき出しになった米山公園のトイレ=8月5日、新潟市中央区米山2

 新潟市中央区の公園で、公衆トイレのガラスや便座が割られるといった破壊行為が相次ぎ、住民らの間で不安が広がっている。管理する市は一部の被害について被害届を提出。新潟署は器物損壊事件として捜査している。市は公園利用者に適正な利用を呼びかけている。

 5日朝、JR新潟駅から南西約400メートルの米山公園(米山2)で、共用トイレのドアガラスが割られているのが見つかった。管理する中央区建設課の職員が状況確認や危険を知らせるパイロンの設置など対応に追われた。

手洗い器が破損し、破片が床に散乱していた愛宕公園のトイレ=4月13日、新潟市中央区愛宕1(新潟市提供)

 建設課によると区内で同様の被害は本年度に入って6件に上る。4月には新潟バイパス女池インターチェンジそばの愛宕公園(愛宕1)のトイレで便座と手洗い器が割られ、6月には外壁に落書き、7月にはガラス窓が割られる被害が発生。太陽公園(笹口1)でも、...

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