
一正蒲鉾(新潟市東区)は8日、2025年6月期の連結決算を発表した。原材料価格、人件費などの上昇が利益を圧迫。純利益は前期比22・0%減の7億4600万円となった。
主力の水産練り製品では、暖冬の影響でおでん具材などは伸びなかったが、カニかまなどの販売が好調だった。ただ、原材料のすり身価格は円安の影響もあり上昇。労務費の増加、エネルギー価格高騰もあり、増収減益となった。
売上高は0・3%増の345億7900万円、営業利益は29・9%減の8億9100万円、経常利益は27・3%減の9億700万円。年間配当は記念配当2円を含む14円。
26年6月期は売上高362億円、営業利益は11億円、経常利益は...
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