
おいしそうな総菜が並ぶ「とり福」の店内。鶏肉のレモンあえ(手前)はロングセラー商品だ=燕市吉田本所
甘いタレが染みた唐揚げから、レモンの爽やかな酸味が広がる。燕市吉田地区で愛されている「鶏肉のレモンあえ」はもともと学校給食のメニューで40年以上前に登場したものだが、ソウルフードとして定着。子どもだけでなく、大人をもとりこにしている。
燕市教育委員会によると、1981年に旧吉田町の小中学校の給食メニューに登場したのが始まり。吉田商工会(現つばめ商工会)青年部がご当地グルメとして目を付け、2011年ごろからイベントで売り出すようになった。
メニューとして取り入れる地元の飲食店も増え、...
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