三条高校理数科の1年生が医療の仕事について学んだ講演会=三条市月岡1
三条高校理数科の1年生が医療の仕事について学んだ講演会=三条市月岡1

 三条高校(三条市月岡1)で、理数科の1年生約40人が地域医療について学ぶ講演会が開かれた。現場で働く医師が、求められる役割や責任、倫理観などを解説。生徒たちは医療への関心を深めていた。

 本年度新設された理数科では2年進級時、各自の進路に合わせて医療系のメディカルコース、理工系のイノベーションコースのいずれかを選択する。講演会は、医師など医療従事者を育成するメディカルコースへの理解を深めるため、7月下旬に開かれた。

 講師を務めた魚沼市医療公社理事長の布施克也医師は、「住民こそ医療資源」を基本理念に、地域ぐるみで医療を学ぶ「地域医療魚沼学校」校長に就いている。

 布施医師は、医師の理念や倫理観は、...

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