相馬御風を題材にした映画の予告編の画面と、御風の著書を持つ久保田郁夫市長＝糸魚川市役所
糸魚川市出身の文人相馬御風（１８８３〜１９５０年）をふとした縁で知ることになった若者を描く映画「ふるさとへ還（かえ）るとき 相馬御風を訪ねて」の制作が決まり、協賛する糸魚川市が制作費に充てるための寄付を募集している。歌人、作詞家などとして活躍した御風だが、東京を離れ故郷に戻った生き方にも焦点を当てる。２０２７年の公開を目指している。
制作するのは、主演する糸魚川市出身の俳優樋口大悟さん、脚本・監督を務める両沢和幸さんら。２人は、２０代で白血病を発症した樋口さんの実話を基にしたヒット映画「みんな生きている 二つ目の誕生日」をともに制作した。
新作はオール糸魚川ロケを予定しており、今後、降雪期や...
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