
創立65周年記念の舞台の最後に、教え子らとともにステージに上がり、観客の拍手を受けた渡辺珠実さん(前列左から2人目)=新潟市中央区一番堀通町
新潟県のバレエの草分け的存在として知られる渡辺珠実(たまみ)さん(92)=新潟市中央区=が主宰するバレエ研究所の創立65周年を記念した発表会が、新潟市中央区の県民会館で開かれた。教え子らが華麗な踊りを披露し、来場者から大きな拍手が送られた。
渡辺さんは新潟市などを拠点に1961年、渡辺珠実バレエ研究所を開設。踊り手や指導者としてバレエ界の発展に尽力し、国内外で活躍するダンサーを育て上げた。
発表会は17日にあり、渡辺さんの指導を受け、新国立劇場バレエ団(東京)の第1ソリストを務める水井駿介さん(31)=佐渡市出身=らがゲストとして駆けつけた。研究所に通う子どもたちも含め、約60人が「白鳥の湖...
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