
認知症薬「レカネマブ」の投与治療を終え病院を出る女性患者(中央)=7月31日、柏崎市
認知症のアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」を県内で初めて投与した柏崎市の70代女性が、約18カ月間の投与の治療を終えた。主治医によると副作用は特に見られず、症状の進行は抑えられている。女性は「これからも趣味の合唱を続けていきたい」と意欲をみせた。
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