
新潟大の田村圭子教授の講演などを通じ、災害弱者の避難支援を考えたセミナー=村上市岩沢
自力での避難が難しい「避難行動要支援者」への対応を考えるセミナーが、村上市岩沢の市総合文化会館で開かれた。新潟大危機管理センターの田村圭子教授が講演し、市内4地区の区長が活動事例を発表。災害から高齢者らを守るため、地域で取るべき行動について理解を深めた。
2022年8月の県北豪雨から3年となるのに合わせ、村上市と県が8月上旬に開催。市民ら約250人が参加した。
田村教授は、要支援者に対し、避難の場所や方法、支援者を事前に考えておく「個別避難計画」について説明。避難時の支援として声かけや付き添い、見守りを挙げ、「一部でも構わない。適切な避難場所が決まったら、できる手伝いを見つけてほしい」と語っ...
残り201文字(全文:501文字)
























