
浦和戦に向けて練習するMF小原基樹(中央)ら=聖籠町
J1アルビレックス新潟は第28節の31日午後7時から、さいたま市の埼玉スタジアムで浦和と対戦する。8試合勝ちがなく、降格圏で足踏みが続く新潟。苦手とする相手との一戦に勝ち、現状打破につなげたい。
新潟は通算4勝8分け15敗、勝ち点20で最下位。
浦和は公式戦2連敗中。いずれも先制したが後半に失速し、逆転負けした。攻撃陣では、海外挑戦を経て6月に加入したFW小森飛絢=新潟医福大出=が、移籍後のリーグ5戦で4得点と量産態勢だ。
新潟は今夏の新加入組が攻守に奮闘し、2試合連続でゴールを決めるなど結果も出している。チームにもたらす勢いを勝ち点3に結び付けたい。
左サイドで攻撃の起点となる新加入組のMF小原基樹は「浦和は一人一人の能力は高いが、必ず隙がある。そこをうまく突けたらいい」と意気込んだ。
◆優れた技術、献身性みせるFWブーダ「得点のための助けになればいい」
FWブーダは、圧倒的な足元の技術と巧みなゴール前での駆け引きで早くもサポーターを魅了している。来日初ゴールが待ち遠しいが、「僕自身がゴールすることにこだわりは特にない」と求めるのはチームの勝利だけだ。
ブーダは前節鹿島戦で、...
残り675文字(全文:1195文字)