
防災庁の誘致に向け要望書を提出する中原八一新潟市長(左)=8月29日、東京・永田町
新潟市の中原八一市長は8月29日、東京・永田町の内閣官房を訪れ、政府が2026年度の設置を目指す防災庁を新潟市に設置するよう河合宏一・内閣官房防災庁設置準備室審議官に要望した。
中原氏が提出した要望書では、高速道路や新幹線などが整備された新潟市は首都圏とのアクセスが良く、「東日本大震災では太平洋側への救援機能を果たした」とアピール。「平時から復旧・復興までの一貫した司令塔機能の確保につながる」として地方拠点を含む防災庁の設置を求めた。
内閣官房によると、新潟市のほかに全国30の自治体などが誘致を目指して要望書を提出している。
中原氏は非公開での面会後、報道陣の取材に「審議官からは『(要望が)...
残り69文字(全文:369文字)