能登半島地震の被災地で使われた明和工業(新潟市)の仮設配管=石川県珠洲市
能登半島地震の被災地で使われた明和工業(新潟市)の仮設配管=石川県珠洲市

 過去の大地震では水道管の損傷による断水が長引き、住民は苦しい生活を強いられた。生命維持に欠かせない水を確保するため、非常用浄水器や仮設配管の開発、井戸の掘削が進んでいる。取り扱っている企業の取引先の中心は災害に備える自治体だが、最近は民間からの受注が増えている。

▽レンタル水道管

 水道管メーカーの明和工業(新潟市)は能登半島地震で被災した9自治体に、長さ計約14キロ分の仮設配管を貸し出した。

 従来の仮設配管は水道の復旧作業が終わると捨てられていた。明和工業は繰り返し使える製品を開発。その後、接続部分の付け外しを簡単にするなどの改良を加えた。

 北海道から九州まで全国の...

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