能登半島地震を受け、新潟市が検討を進めている街区単位の液状化対策。実現に向けて壁となりそうなのが、市が設定した住民負担への理解と、対象エリア全体の同意が得られるかだ。同じく震災を機に対策に取り組んでいる石川、富山両県の自治体でもこうした課題に直面し、負担ゼロにするなど、新潟市とは異なる対応が見られる。背景には対象エリアの広さや制度の捉え方の違いがある。(報道部・関宏一)

 液状化対策事業を進めているのは新潟市のほか、石川県の4市町(金沢市、かほく市、羽咋市、内灘町)と、富山県の5市(富山市、高岡市、射水市、滑川市、氷見市)=表参照=。

 対策に必要な設備工事費は国の補助が受けられるが、...

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