新潟市がクラウドファンディング型ふるさと納税導入　応援したいプロジェクトを指定し寄付、地域活動を支援

　新潟市は、幅広く寄付金を募って地域課題の解決につなげようと、クラウドファンディング（ＣＦ）型ふるさと納税の制度を新たに導入した。初回は中央、南両区で地域活性化を図る２事業の活動費に充てることを目標とし、寄付の受け付けを始めた。

　ふるさと納税では返礼品を選んで寄付することが多いが、ＣＦ型では通常のＣＦと同様に、応援したいプロジェクトを指定して寄付する。一方、寄付者にとっては、寄付額から２０００円を除いた分が自身の住民税などから差し引かれるため、通常のＣＦより負担が軽くなるメリットがある。

　市はこの仕組みを活用し、...