小千谷市が導入する認証米「錦の実り」をPRする生産者の南雲信幸さん(左)と宮崎悦男市長=小千谷市役所
小千谷市が導入する認証米「錦の実り」をPRする生産者の南雲信幸さん(左)と宮崎悦男市長=小千谷市役所

 小千谷市などは、市内で収穫した魚沼産コシヒカリの認証米制度を、今秋の新米から導入する。認証米のブランド名は「錦(にしき)の実(みの)り」に決まった。中山間地などで育てられたコメの価値向上を進めていく。

 名称は公募で集まった案の中から、市や小千谷市農業活性化協議会、流通業者などが審査。「錦」から連想される錦鯉や小千谷縮のように、生産者が丁寧に作り上げていくことをイメージした。

 錦の実りには、農薬や化学肥料の制限や、食味に関わるタンパク質含有率などに認証基準を設ける。市内の天水田で生産されたコメを「特A」、平場の水田で栽培されたコメを「A」にランク付けする。まずはふるさと納税の返礼品での流通を基...

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