産業や給食などをテーマに意見交換する県内大学とモンゴルの大学の学生たち=8月、ウランバートル
産業や給食などをテーマに意見交換する県内大学とモンゴルの大学の学生たち=8月、ウランバートル

 少子化が急速に進む中、県内の大学がモンゴルからの留学生受け入れを進めようと情報発信や大学間交流を強化している。大学の活性化や国際的に活躍できる人材の育成などの狙いもあるが、私大の場合は持続的に学生を確保する側面もある。生活面や金銭面での支援など、受け入れ環境を整えられるかが鍵になりそうだ。(報道部・細山謙治)

 8月下旬、首都ウランバートルにあるモンゴル国立大の付属機関「モンゴル・日本人材開発センター」で、県立大(新潟市東区)の拠点開所式があった。...

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