
知事選から一夜明け、記者会見で2期目の抱負を語る花角英世氏=30日、県庁
29日の新潟県知事選で再選した花角英世氏(64)が30日、県庁で記者会見に臨み、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に関し、自らの判断を示した後に行う県民の意思確認の方法について「(自らの)存在を懸ける」と述べ、知事選も排除しない考えをあらためて示した。経済の活性化などに注力する姿勢も強調した。
会見で花角氏は、相手候補に約50万票の差をつけて当選したことについて「驚いた。大きな信任をいただいたので、これまで通りの方向感で進めていきたい」と抱負を語った。
原発再稼働問題については、安全性の検証作業を終えた後に自ら判断し、県民の意思を確認する従来の考えを説明した。意思確認の方法は「決めているものは...
残り395文字(全文:695文字)