
新潟日報社は29日に投開票が行われた新潟県知事選で、投票所の出口調査を実施した。再選した花角英世氏(64)は支援を受けた国政与党の自民、公明両党支持層のほとんどを固め、支持政党がない無党派層にも浸透した。「自主投票」とした立憲民主党支持層も取り込むなどし、野党3党が推薦した片桐奈保美氏(72)に大きく水をあけた。年代別では全世代の7割以上が花角氏に投票した。
出口調査は、県内30投票所で1515人から回答を得た。
花角氏は、自民支持層の94・5%、公明支持層の93・3%を固め、無党派層からも70・5%の支持を得た。立民支持層は40・9%が選んだ。片桐氏には、推薦を受けた共産、社民両党支持層の...
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