
捕獲されたシロマダラ=十日町市松之山松口
十日町市松之山で、夜行性の希少なヘビ「シロマダラ」が見つかった。県の第2次レッドリストでは「保護に留意すべき地域個体群」に指定されており、見つけた男性は驚いている。
発見した男性は、十日町市松之山で勤務する長野県栄村の齋藤義一さん(42)。2日午後9時ごろ、松之山温泉駐車場を歩いていたところ、約20センチのシロマダラを発見し捕獲。翌日に十日町市立里山科学館「森の学校」キョロロで鑑定し、保護してもらった。
シロマダラは昼間は石の下などに隠れ、夜間に行動する。白と黒のきれいなまだら模様が特徴。毒はないが攻撃的で、爬虫(はちゅう)類をえさとする。
キョロロの小林誠学芸員は「数が少ない上、夜行性で目撃例も少なく『幻のヘビ』とも呼ばれる。頭の模様から、今年生まれた幼蛇とみられる。えさの関係で飼育は難しいヘビ」と話す。
齋藤さんは...
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