民家に向かって根こそぎ倒れた杉の木=11日、上越市三和区大
民家に向かって根こそぎ倒れた杉の木=11日、上越市三和区大
吹き飛ばされた民家の屋根=11日、上越市清里区上稲塚
突風で傾いた道路脇の電柱=11日、上越市三和区三村新田
突風被害を受けて倒れた地元神社の鳥居=11日、上越市清里区上稲塚
突風で屋根が覆い被さった電柱=11日、上越市三和区今保

 上越市で発生した突風から一夜明けた11日、大きな被害が集中した三和区や清里区では、住民らが散乱した木の枝や飛ばされたトタンなどの後片付けなどに追われた。根こそぎ倒れた木が民家に直撃したり、車庫が建物ごと飛ばされたりする被害も確認され、住民は「ものすごく強い風で怖かった」「こんなことは初めて」とぼうぜんとした様子で話した。

 市によると10日、三和区では区内の東側で被害が多く発生した。三村新田では道路脇に並ぶ電柱が傾き、島倉ではシャッターが高さ10メートルほど飛ばされて近くの柱に引っかかった。...

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