関東経済産業局が発表した6月の百貨店・スーパー販売動向(速報)によると、県内の百貨店1店とスーパー158店の合計販売額は358億9700万円で、既存店ベースで前年同月比2・1%増だった。備蓄米の販売効果などで飲食料品が伸び、全体で前年同月を上回った。

 衣料品は13・3%減。このうち紳士服は16・0%減、婦人・子供服は13・2%減だった。身の回り品は17・2%減、家庭用品は7・2%減。一方、飲食料品は3・7%増。暑い日が続き、アイスや飲料など夏物商品がよく売れたほか、随意契約の備蓄米の販売が始まり売り上げが伸びた。県内の小売り関係者は「物価高の中、5月に続いて飲食料品が優先的に購入されているの...

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