
今年の「セッタニア」の企画を摂田屋、宮内地区の関係者に説明する新潟大の学生=長岡市摂田屋4
醸造、発酵食品の製造会社や歴史的な建物が集まる長岡市の摂田屋、宮内の両地区で、新潟大学創生学部の学生が地域振興の活動を展開している。大学で受けた講義をきっかけに学生が発案し、醸造業者らと連携して運営する体験イベント「セッタニア」は、今年で4回目を迎え、10月4日に開催する。今年も大学生が、地域の魅力アップに向けて尽力する。
セッタニアは、親子らが食品会社や飲食店を訪ね、みそ玉やしょうゆせんべい作りといった醸造、発酵を体験するイベントだ。東京などにある子ども向け職業体験施設にちなんで名付けた。昨年は市内の子どもを中心に、最多の230人が参加した。
学生は21年、...
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