しんぐみ夢花火の会場に運び込む四斤山砲のレプリカ。号砲を鳴らす大事な役割を担う
しんぐみ夢花火の会場に運び込む四斤山砲のレプリカ。号砲を鳴らす大事な役割を担う

 長岡市新組地区で新たな花火大会「しんぐみ夢花火」が10月18日に開かれる。昨年、惜しまれつつ幕を閉じた「花火の郷しんぐみ煙火大会」の伝統を受け継ぎつつ、戦後80年の節目を迎え、平和の大切さを学ぶ花火にしたいと、関係者は意気込んでいる。

 町内会や有志が実行委員会を組織して開催する。小林立憲実行委員長(77)によると、昨年までの大会で運営を担ってきた住民が高齢となり、継続は困難だと判断したが、「子どもたちから『続けて』と強く依頼され、奮起することを決めた」と語る。...

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