
中越地震で被災した古文書を読み込む資料整理ボランティア=長岡市長倉西町
中越地震で被災した古文書などを整理する「長岡市資料整理ボランティア」が10月、活動を始めてから20年を迎える。延べ3600人が多くの資料を読み込み、後世に残そうと作業に取り組んできた。10月10日から、20年の歩みを振り返る企画展を長岡市歴史文書館(長倉西町)で開く。活動を紹介するとともに、新規のボランティアを広く募りたい考えだ。
「住所を表す『新田』の前には何て書いてあるんだろうか」「この文字だと(新潟市西蒲区の)和納じゃないのか」「いや、長岡からは遠いから違うのではないか」-。
長岡市歴史文書館で...
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