災害時の身の守り方を学ぶ田井小の児童たち=見附市田井町
災害時の身の守り方を学ぶ田井小の児童たち=見附市田井町
災害時の身の守り方を学ぶ田井小の児童たち=見附市田井町

 災害時の対応や救命について学ぶ防災授業が、見附市田井町の田井小学校で行われた。全校児童が参加し、地震が起きた際の避難の仕方や心肺蘇生の方法などを学び、知識を深めた。

 防災授業は毎年行っており、おぢや震災ミュージアムそなえ館の施設長や見附市消防本部が講師を務めている。2025年は4日にあった。

 学年ごとに実施し、そなえ館の日岡求(もとむ)施設長は2004年の中越地震で被害を受けた家屋や、崩れた道路など当時の状況を説明。「階段で地震が来たらどうするか」といった三択のクイズに挑戦し、校内で災害が起きた際に気を付ける点を考えた。

 市消防本部の授業は、人形を使って心肺蘇生法を体験。けが人を発見した際の...

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